貸切バスの利用を検討している人のなかには、見積もりを依頼する際の必要事項を知りたいと考えている人もいることでしょう。
見積もりの依頼時に伝えるべき要素についてご説明しますので、納得のできる見積もりを提示してもらい、貸切バスを快適に利用するための参考になさってください。
見積もり依頼時に記載しておきたい事項
貸切バスの見積もりをお願いする際には、団体名・氏名、乗車予定人数、利用時期や時間に加えて、迎え先や送り先の場所についての情報などを具体的に伝えることが大切です。
必要となる項目をしっかり押さえて、正確な見積もりを取るようにしましょう。
団体名・氏名
見積もりの依頼書には、まず団体名や氏名を記すことが求められます。
氏名に関しては、基本的にはバスに乗車する全ての人の氏名を記載する必要はなく、代表者名を記入すれば大丈夫です。
団体名や氏名は、見積書や請求書を発行してもらう際にも重要な情報となりますので、間違いのないように注意してくださいね。
乗車予定人数
貸切バスは、乗車する人数によって、どのような車種のバスが適しているかが変わってきます。
多少は人数が変動しても構いませんが、見積もり時にできるだけ詳しく乗車予定人数を知らせるのがベストです。
情報をきちんと伝えて、実際に乗車する人数よりバスが小さくて乗れない、バスが大き過ぎて余分なコストが掛ってしまうといったトラブルを防ぎましょう。
乗車予定人数が確定していない場合、人数が確定した時点でバス会社に速やかに連絡をするのがおすすめです。
ご利用時期
見積もりを依頼するにあたっては、利用する時期を記載することも必要です。
貸切バスの利用料金は、一律ではなく、いつ利用するかというタイミングによって、料金に大きく差がみられます。利用する時期に応じて、1日あたり2~4万円程度の差が生じることが多いので、注意してください。
費用を安く抑えたい場合、ゴールデンウィークや年末年始といった繁忙期の利用は避けて、オフシーズンに予約をするのがおすすめです。平日の利用か、土日祝日の利用かによっても、利用料金が変わってきます。
ご利用時間
貸切バスの基本的な1日あたりの利用料金は、およそ7~8時間の利用を目安に設定されています。何時に出発し、何時に到着するかをあらかじめ考えておいてください。
利用時間が長くなるほど利用料金が高くなる傾向がありますので、どれぐらいの時間利用するかを記載して見積もりをお願いしましょう。
旅行プランの組み方を見直して、貸切バスの拘束時間を短縮できれば、無駄なコストをカットできる可能性もあります。
場所(迎え先、送り先など)
見積もり依頼時に記載すべき事項としては、貸切バスの迎え先や送り先といった場所に関する情報も挙げられます。経由地がある場合、経由地に関する情報も漏れなく記入するよう心掛けてください。
場所に関する情報は、貸切バスの走行距離を算出する上で欠かせないものです。できるだけ詳しく必要事項を伝えれば、バスの走行距離に基づくより精確性の高い見積もりを提示してもらえます。
希望するバスのサイズ
希望するバスのサイズがあれば、見積もり時に記載するとよいでしょう。適したバスの車種については、乗車予定人数に合わせて、バス会社から提案してもらうこともできます。
観光目的であれば大型バスや中型バス、送迎利用や少人数での観光であればマイクロバスがおすすめです。バスのサイズだけでなく、バスの設備や装備に関する希望も伝えておくと、スムーズです。
バス車内での過ごしやすさを重視するなら、バスの後方座席をコの字型にしてコミュニケーションが取れるサロンバスといった特別仕様の貸切バスの利用を検討してください。
お支払い方法
貸切バスの利用料金の支払いは、基本的には前払いとなります。見積もりの依頼書に、どのような支払い方法での支払いを希望するかを記載し、見積もり額に納得ができたら、速やかに支払いができるようにしましょう。
支払い方法の選択肢は、利用するバス会社によって異なります。現金以外に、クレジットカードや電子決済といったキャッシュレスでの支払いや、銀行への口座振り込みといった複数の支払い方法が用意されている会社が多いです。
希望する支払方法での支払いが可能かどうかを確かめた上で、利用するとよいでしょう。
まとめ
観光や送迎で利用する観光バスの見積もりを依頼する際には、記載すべき事項をきちんと記載して、バス会社に詳しく伝えることが重要です。
団体名や氏名といった基本情報と共に、予定している乗車人数、利用期間や利用時間、場所に関する情報をもれなく伝えて、納得のできる見積もりを提示してもらいましょう。
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